きいろみずいろ

地方住み。2人の姉妹の母。時短フル。日常と経験と想いを綴ります。

まずは自分の幸せを願うこと。『自分を思いやるレッスン~マインドフル・セルフ・コンパッション入門』

『May I care for myself.』

私が私を大事に想い、労わることができますように。

 

「自分を思いやる」ということ。

これを生きるために一番大事にすること。

 

人生でそんな風に教わったことも考えたこともなかった。

自分を大切にすることで周りを大切にできる。今なら分かる。

 

少しずつ、本が読めるようになったころに出会った本。

今でも心がざわつくな、と思うときは

『May I care for myself.』と心の中で唱えます。

自分で自分を苦しめてしまう多くの人に知ってほしい。

子どもたちにも伝えていきたい考え方です。

 

 

ゆうらり

転職しました。

前職を退職して1年と少し。

うつを発症して1年。

 

この度、近くの会社で時短契約社員として入社しました。

 

退職した時は、もう仕事をするなんて無理かもしれない・・・と

絶望していたけども、そんなことないですね。

 

休んで、興味のあることをして、日々を過ごしていると、

自然と働きたいな、という気持ちがわいてきました。

 

そもそも、働けるところはあるのだろうか?というところから

転職活動を始め、2か月ほどで内定を頂きました。

 

「働きたい」という思いに対して「どうぞうちで働いてください」と

言ってもらえることにシンプルに喜びを感じました。

 

先日初めてのお給料も入り、嬉しかった。

前職と比べて大幅にお給料は下がりました。

でも、今優先するのはお金じゃないと判断しました。

それでも前職の給料日より嬉しい、不思議。

 

未経験の業界、職種もほぼ未経験で毎日新鮮です。

 

#ワーママ転職

友だちが「友だち」と言ってくれるって嬉しいね。

小3の娘が遠足に行った。

小2の2月に転校してから、初めての遠足だ。

 

2年生の終わりには、原因不明の嘔吐の後、

ご飯が食べられなくなり1週間ほど寝込んだ。

そんなこと今までなかったのに。

 

3年生の4月の目標は、「気軽に話せる友だちを3人作る!」で

見事「5人できた~!」と嬉しそうに言っていた。

「前の学校は何人いたの?」と聞くと、「クラス全員!」と言う。

 

私は転校したことがないから分からないけど、

転校生を受け入れる側は馴染んでいるように見えても、

本人は「気軽に話せる」まで時間がかかるんだな、と思った。

 

そして遠足の前日、嬉しそうに学校から帰ってきた。

「お友だちが私のことを、友だちって言ってくれた!」と。

 

自然な会話の中で、「私たちは最初から友だちやからな~。」と

言ってくれたらしい。

 

遠足もお弁当を食べるお友だちがいっぱい決まったんだって。

ドキドキするほど嬉しいよね。

 

よかったね!

 

 

 

ゆうらり

 

 

 

 

勝たなくてもいい、負けんとき。『負けんとき』玉岡かおる

縁あって、玉岡かおるさんの講演に参加させて頂くことになり、

著作を読んでいる。

 

これは、表紙が「関学やん!」と思って借りてみた。

関学とは、兵庫県にある「関西学院大学」のことで、

読みは「カンガク」じゃなくて「クヮンガク」(そこ?)

 

閑静な住宅街の中にあって、洋風な建物の前に芝生が広がっていて

憧れのキャンパスライフそのもの、なイメージ。

この本は、建築家であるウィリアム・メレル・ヴォーリズに嫁いだ、

一柳満喜子(ひとつやなぎまきこ)という女性の一代記。

 

ウィリアム・メレル・ヴォーリズは、関学を始めとした

数々の洋風の建物を設計したヴォ―リズ建築で有名だが、

アメリカ人である彼の来日の目的は、キリスト教の伝道であった。

建築は伝道の資金を調達するために始めたものだった。

 

最初に英語教師として招かれた滋賀県近江八幡を中心に活動し、

そこで生涯を終えている。

また、メンソレータムを普及させた実業家でもあり、

同志社のカレッジソングを手掛けるなど、音楽の造詣も深かった。

 

戦時中に日本に帰化し「一柳米来留(ひとつやなぎめれる)」と名乗る。

戦後はマッカーサー近衛文麿を仲介し、

天皇制度の存続について進言したことでも知られている。

 

ウィリアム・メレル・ヴォーリズの人生もドラマティックすぎて、

メレルの人生を描いた『屋根をかける人』(門井慶喜:著)もめっちゃ面白い。

さて、話は戻って「負けんとき」はメレル夫人一柳満喜子の話。

もう面白すぎて一気読み。ぜひ、朝ドラのモデルになってほしい。

 

一柳満喜子は、播磨小野(現・兵庫県小野市)の元藩主であり、

子爵「一柳末徳」の三女として生まれた。当時の身分制度では「華族」である。

 

「元藩主の娘」とか「華族」についてピンと来なかったが、

子爵のご令嬢というと「お姫さま」であり、

時代であれば平民は謁見もできない存在だという。

華族という身分の特殊な状況や苦悩などは、この本を通して感じられた。

 

満喜子は、お姫さまとして型にはまった人生を歩んではいない。

 

教師としての津田梅子が登場するような当時の最先端の教育を受け、

神戸女学院の音楽部を卒業した。

その後、単身渡米してブリンマー大学で学び、そのままアメリカで

教育活動をしていたアリス・ベーコンと活動を共にしている。

アリス・ベーコンの死を機に日本に帰国。

帰国後、実兄・広岡恵三(二代目大同生命社長)の家に身を寄せている折、

広岡家の設計者として招かれていたメレルと運命的に出会い、結婚。

子爵の令嬢と外国人の結婚は、当時新聞記事になるほど話題になった。

そして満喜子はこの結婚のため、華族という身分を捨てている。

 

結婚後は、メレルの主宰する伝道および事業活動「近江ミッション」に加わり、

近江八幡で生涯を過ごした。

後年は、幼稚園を設立するなど教育事業を展開し、

今日の近江兄弟社学園へと発展した。

 

本の題名でもある「負けんとき」は満喜子の言葉ではなく、

兄・恵三の義母である広岡浅子の言葉である。

 

そう、広岡浅子というと、朝ドラ「あさが来た」のあさ!!

私が育休中たまたま見て一番好きな朝ドラが「あさが来た」!

波留さん演じる「あさ」の魅力はもちろんのこと、

玉木宏さん演じる新次郎はんがまた最高やったんよなぁ~。

 

その型破りな大実業家である浅子がいう、「勝たなくてもいい、負けんとき」

様々なことに「勝ってきた」人物に見える浅子も、

環境に自分に「負けない」ことが強さの秘訣だったのか。

 

「勝たなくてもいい、負けんとき」は、芯が強くてあたたかくて、

女性ならではの言葉だと思った。

 

満喜子は、様々な困難もこの言葉を支えに自ら人生を切り開き、

教育を通してたくさんの子どもたちを育てた。

聖書の言葉そのままに、種をまく人だった。

はっきり言っておく。
一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。
だが、死ねば、多くの実を結ぶ。

新約聖書 ヨハネによる福音書12章24節)

 

 

玉岡かおるさんの実在の人物を中心にフィクションの物語性を織り交ぜて

描く作風が、好きだ。

そういえば朝ドラも現代もののフィクションより、実在した人の話の方が好き。

縁のある場所や舞台がでてくると尚テンションも上がる。

講演が楽しみ~。

 

大ヒットした「あさ」も出てくるし、満喜子さん、

ぜひ朝ドラのモデルになってほしい(2回目)。

 

 

 

ゆうらり

 

 

 

 

 

アニメ「サマータイムレンダ」にはまる。

ラジオで「アニメの『サマータイムレンダ』にはまってます!」

というメッセージが読まれていた。

SFのようなミステリーのような内容でちょっと怖いところすらあるけど

おもしろいと。

 

ほう。あれか。

時々見かける青い目の金髪の女の子のね。

え、あれミステリーなん?!

 

調べてみるとアマゾンプライムで公開されていたので、

興味本位で見始めたら、

 

ハマった。

 

タイムリープもので作りこまれた伏線ありあり、結構さくっと回収していく。

キャラクターもそれぞれ味がある。

全25話ですっきり完結。

夜更かしして3日くらいで一気に見てしまった。

 

いくつか分からないところがあり、時文さんの考察を全部読んで、

アニメをもう1周した。

 

アニメとかほとんど見たことがないし、

漫画もそんなに積極的に読まないんだけども。

 

いろんな人におすすめしたけど、知らない人がほとんど!

え~おもしろいのに。

 

最後にコミックも読んで、フィニッシュしたいのである。

 

 

 

ゆうらり

 

 

集まって近況を話せるって健康で幸せな証拠。

ゴールデンウィークに大学の仲間と集まった。

女子部だったので女性だけ。

大学卒業後は、全国に散らばり仕事や育児などで忙しい10数年間。

コロナ関係なく、久しぶり。

 

今回は、海外に移住する子の送別会と称して、企画してくれた。

(ありがとう!)

祝日のランチに、前泊や夜行フェリーでかけつけた仲間もいた。

私も、喜びいさんで2時間かけて行った。

子どもや旦那を置いて、半日以上一人で行動できる身軽さよ!

「飲み会」で気軽に集まれる男性たちとは、貴重さが違うんです。。

 

30代半ばとなると、妊婦さんも三児のママも、新婚さんも、

独身さんも、専業主婦も会社員もいる。

話題はあちこちに広がり、いつまでも話が尽きない。

 

でも、こうやって集まって近況報告ができる時点で皆、

健康で幸せな証拠だと思う。

旧友と会うのも辛い時期はある。

そんな時期を乗り越えた子もいれば、今回会って話すことで

モヤモヤする子もきっといるだろう。

それでもやっぱり、人生のある時点で集まって話せる「所属の枠」を

持っていることは幸せだし、大事にしたいと思った。

 

 

ゆうらり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴールデンウィークが終わった。休暇とは。

ゴールデンウィークが終わった。

我が家の大型連休は、たいてい双方の実家に帰省する。

両実家は同じ県内にあり、それぞれ2,3日ずつ滞在する。

 

両家とも、娘たちと同じ年ごろのいとこがおり、仲が良い。

自分も小さい頃は、いとこが近くに住んでいてよく遊んでいた。

この度の移住で両実家に近くなったことは、移住して良かったことの

最たるものだと思う。

 

ただし、休日とはいえ、帰省とはいえ、休めるわけではない。

非日常の連続で子どもは大興奮して終盤疲れてくるし、

もちろん家事も発生する。

義実家はもちろん実家でも、普段つかわない気を遣うことは多い。

 

フルタイムで働いて、やっとの休みは新幹線で両実家に帰って、

嬉しくて楽しいけど、疲れて帰ってきて、回復する間もなくすぐ日常が始まる。

いつ休むんだろう?休むって何?と思っていた。

主婦やママは、休暇の方が疲れる説。

もちろん楽しいんだけどね。

 

専業主婦でも、休日と平日は別だよ。

日々を整えていこう。

 

 

ゆうらり