きいろみずいろ

地方住み。2人の姉妹の母。時短フル。日常と経験と想いを綴ります。

ランニング始めて1年の記録。

2022年の10月頃からゆるーっとランニングを始めて、

先日、初めてのマラソン大会に出場しました。

5kmの部、完走。タイム31分53秒。

この1年モチベーションは上がったり下がったり、

走ったり走らなかったりしたけども。

 

始めてよかった、続けてきてよかった!という思いです。

といっても毎回、走る前は、走りたいけどどうしよ~とぐずぐずし、

走ってる最中は、しんど!!と思うんやけど、

走った後はさいこ~ってなってる不思議。

そして自己肯定感は爆上がりします。

 

2024は、距離を伸ばしたい!軽く1時間走ってくるわ!みたいな。

今年も自分のペースで楽しもう。

 

以下、ログ。

2022年9月       

・急性期まっただなか。

・ムリしてランニングシューズを買いに行く。

 迷うことはしんどいので、店員さんに言われるがまま購入。

・ポツポツとウォーキング始める(ムリある)

2022年10月

・薬が効き始めて突然頭のもやもやが晴れるタイミングがありここから回復基調へ。

・ナイキランクラブのアプリを導入し走り始める。

・6ラン 平均2.6km/1回 平均ペース7分14秒

2022年11月

・モチベーション高め。2~3日に1回を目標にコンスタントに走る。

・運動量を増やすことで身体が健康に、心も安定。

・11ラン 平均3.7km/1回  平均ペース6分41秒

2022年12月

・初めて5kmに挑戦。お気に入りのコースが決まる。

・年末に地元でも走る。

・7ラン 平均4.2km/1回 平均ペース6分38秒

2023年1月

・引っ越しが決まり何かと慌ただしくなる。

・4ラン 平均3.3km/1回 平均ペース5分52秒

2023年2月

・引っ越し。生活が落ち着き始めたところで再開。

・走りながら街を探索。走ったり止まったり、歩いたり。

・5ラン 平均2.8km/1回 平均ペース7分8秒

2023年3月

・生活のリズムができてきた。春休み入るまでは平日走れた。

・9ラン 平均4.6km/1回 平均ペース6分56秒

2023年4月

・7ラン 平均2.9km/1回 平均ペース7分2秒

2023年5月

・7ラン 平均2.2km/1回 平均ペース8分00秒

2023年6月

・暑くなってくる。

・13ラン 平均1.7km/1回 平均ペース7分31秒

2023年7月~9月

・0ラン!!

・暑くて午前中にすら走る気になれない、そのまま夏休み突入。

 夏休みあけてもぐずぐずして走らず。

2023年10月

・12月大会エントリーしたし、身体のなまりが顕著でそろそろさすがにやばい。

・スタートしたものの、1kmもたない。歩いたり走ったり。

・6時半からの朝ラン導入。

・4ラン 平均2.3km/1回 平均ペース7分27秒

2023年11月

・フルタイム仕事始める。

・週末ランは死守。平日は朝ラン1回を目標に。

・6ラン 平均3.6km 平均ペース7分54秒

2023年12月

・週1~2回&マラソン大会初出場。

・ナイキランクラブのランレベルがグリーンに!(250km走ったらしい)

・6ラン 平均3.9km 平均ペース7分03秒

 

 

ゆうらり

 

 

 

 

 

 

専業主婦、転職する③

前回までの話の続き。

yu-rari.hatenablog.jp

 

yu-rari.hatenablog.jp

 

夫に、何か家事を負担してほしい、と言うより、

以前より家のこと全般への歩み寄りがないことが嫌だった。

そういう話合いをしていると、

「じゃあ働いたら?」

と夫が言った。

 

あぁ、そっか。仕事か。

仕事については、自分の中でいつも主要なテーマだった。

 

サラリーマンを辞めて、次はどんな仕事をしよう?というのは、

よく考えていた。雇われるのはもう嫌だ、と思っていた時期もあった。

 

資格をとる、店を持つ、不動産を買う、在宅で仕事をする

いろいろ考えたけどどれも実現するまでは至らず。

 

でも専業主婦の期間も、私の中の「仕事」という場所は、

空白のままそこにあって、今は空っぽだけどいつか

そのハコはうまるんだよね、そんな感覚があった。

 

そして、その時私の今までの経験やスキルを必要と思ってくれる場所があって、

働いて会社や社会に貢献できたら嬉しいやん、と思った。

 

退職してもうすぐ1年というタイミング。

地方にどれくらい求人があるのか?

内定を頂けるところがあるのか?

そもそも週5で働くんか?何の仕事するつもり?

 

そんな状態ながらも、

転職サイトやアルバイトアプリやらに登録して動き始めた。

 

 

 

ゆうらり

 

 

マンダラチャートやってみた。

WBCの活躍、メジャーリーグMVPそして、

ドジャースとのスーパーミラクル契約で話題の大谷選手。

 

そのオオタニサンが高校生のときに

「ドラ1 8球団」を目標として書いた「マンダラチャート」

大谷翔平選手の「マンダラチャート」

(出所:「オオタニサンのマンダラチャート」日本医科歯科大学)
http://nms-neurosurgery.com/moritablog/405

 

これだけの目標を実現しているからすごい。

「すごい」という言葉が陳腐すぎるスターになられている。

 

一般の我々が実際に目標・夢が実現するかどうかは置いておいて、

大きな目標をブレイクダウンして「習慣」レベルの行動指針に落とし込むというのは

良いな、と思い。私も書いてみた。

 

目標は「わたしが機嫌よくいること」

8つの中目標は「家庭」「仕事」「子ども」「身体づくり」「メンタル」

「趣味」「人間性」「スキルアップ」となりました。

 

人間性」あたりオオタニサンの影響を多分に受けていますが…

 

でもこのチャートに書いたことを日々意識していると、

機嫌よく人生を楽しめるんじゃないかな、と思う。

 

この内容、2年前(鬱前)とは、ぜんぜん違うと思う。

2年前だと視野がせますぎて、埋められないかも。

 

また2年、5年、10年後も変わっていくのだろう。

変わらないものなんてない。

それでいいよね。

 

専業主婦、転職する②

前回の話はこちら。

yu-rari.hatenablog.jp

 

「共働きの夫婦」から「会社で働く夫と専業主婦の妻」という

家族形態に変わって、自然に当然に、「夫は仕事、家のことは妻」

ということになる。

 

「家のこと」というのは家事、育児、その他「仕事以外の全部」となる。

日々の子どもの世話だけでなく、学校・習い事全般の

スケジュール管理、先生や事務周りの対応、病院に美容院、週末の計画、

家のメンテナンスなどなど多岐に渡る。

 

共働き時代は、家事や送迎など役割を分担していた。

また、役割がつかない多くの「諸々」もお互い気にしつつ、

お互いにお願いしたりされたりしていた。

(そううまくいかないこともあったけど)

 

でも、専業主婦になると、「俺は仕事あるから、それ以外のことは任せた。」

というのが基本になり、それが生活の随所に滲みでてくる。

家族のことをすべて私がやる必要もないし、夫もそれを求めているわけではない、

と分かっていても、「仕事してないし」という前提はなぜか少しずつ、

自分を犠牲にする方向に動く。

 

「期待するからイライラする」だから「期待しない」。

妻が動く。そしてそれにも気づかず何もしない夫が出来上がるのは世の常か。

 

次第に、妻は夫に優しくできなくなる。

夫は妻のイライラポイントが分からない。

夫婦の関係がギクシャクしてきた。

 

一緒に暮らす愛する人とすれ違うのは悲しい。

 

 

 

 

 

 

専業主婦、転職する①

無職になって約1年。この度、転職(就職?)しました。

その話を徒然に書いていきたいと思います。

 

サラリーマンを退職して主婦業をしていると、

保育園時代には出会わなかった専業主婦のママさんとたくさん知り合った。

 

昨今専業主婦って揶揄されがちだけど、

当たり前だけどけっこう世の中に存在する。

「それぞれいろいろな事情や経緯があって、今は家事育児を本業としている。」

「いろいろな変遷があって、今この仕事をしている。」と

なんら変わりないと思った。

 

社会人になって、就職して、世間からみるとここまで

どちらかというとバリバリ働いてきたのかもしれない。

でも、気づいたらそうなってた感もあって、私はたぶん環境に順応する方。

そして「仕事のない生活」にも順応した。

日々、子どもたちを学校に送り出して、家事をして、

ちょこちょこ用事を済ませるともう子どもたちは帰ってくる。

習い事に送迎したりするともう夜ご飯。

 

就業時間がなくなったのだから理論上圧倒的に時間はあるはずだけど、

日々は驚くほどあっという間に過ぎていく。

でも、生活を日々見直したり、ちょっとしたことに挑戦したり、

(植物育てる、運動する、新しい料理を作る、本を読む、ミシンするなど)

平日のほっとした隙間に親とテレビ電話する、子どもたちと公園に行くとか

そういうことが楽しかった。

 

ただ、唯一、夫に対してはイライラすることが増えた・・・

 

 

 

 

圧倒的図書館派。でも本屋さんも良い。

読書に関しては、図書館を使い倒している。

気になる本があればすぐ図書館のイントラで探し、

目星をつけて図書館に行く。

貸し出し中ならすぐ予約。

 

目当ての本棚につくと、借りたい本を見つけて、

周辺で気になった本は躊躇なく手に取ってあっさり借りる。

ついでにほかの本棚や、「今返ってきました」の棚も見て、

貸出可能本数まで気にせず借りる。

 

家に帰って読む気にならんな~と思えば、斜め読みで終了。

気になる本はじっくり読む。

2週間で読みきれなければ延長するか、もう一度借りるか。

 

これが、無料って素晴らしすぎる。

 

そんなルーティーンで満足していたけれど、

久々に本屋さんに行くと心が踊った~

 

流行りの本、ベストセラーの本、書店員さんおすすめの本、

ピカピカキラキラしてる!!

 

本はお金を惜しまず投資してよい価値があるとは分かっているものの、

図書館並みの気軽さでは買えず、そしてモノが増えるのも気になって

躊躇してしまうが・・・

いやでもまた買いに来たい。本屋に。

 

今回は実用的なVBAの本を買った。マクロを学びたいのだ。

 

 

ゆうらり

 

現代のライフスタイルそのものが人を引きこもらせる要因となる。『ストレス脳』

つくづく、脳の病気だと思う。

 

うつは「心の風邪」と呼ばれるが、

実感としては、「脳の疾患」だ。

 

心は脳でもあり、脳は身体でもあり、身体は心でもある。

うつになると、この3つの機能が正常ではなくなる。

この3つは円のような関係で、どこが始まりか、どこが最も大切かなどは、

分からない。

だから、「心の風邪」は、心に主要な問題があるように感じるので、

誤解を生む表現だと思っている。

(誰にでもかかりうる病気だ、という意味の表現なのだとは思うが)

精神科医の著者による人類の脳や精神、身体の考察の本。

前作『スマホ脳』の方が有名かも。

 

ちょうどうつになったころタイムリーに発売されて、夫が買ってきた。

それが、「バナナ食って走ってこーい。」につながる。

yu-rari.hatenablog.jp

 

以下、要約。

--------------------------------------------------------------------------

私たちの脳は、1~2万年前から大きく変化していない。

「生存」するために「不安」や「防御」は必要なメカニズムであり、

常に健康な精神状態で幸せに生きることはできない。

 

脳は、ストレスを感じて「炎症」状態となったとき、

行動を抑制し、人を引きこもらせる。

この免疫反応が長時間に渡った状態が「うつ」である。

 

対人関係や過去のトラウマといった出来事はうつを引き起こす

要因として知られているが、一方で、

「運動不足」「座りっぱなし」「睡眠不足」「孤独」といった

現代のライフスタイルそのものが、1~2万年前の人類のそれと

明らかに違っており、脳にとって強い「炎症」要因となる。

 

また、このようなストレスが何か月、何年単位と長期間続くとき、

うつをひきおこしやすい。

一方で、どんなストレスを受けようともうつにならない人もいる。

それは、「うつへの脆弱性」が遺伝子で決められているからであり、

「遺伝子が弾を込め、環境が引き金を引く」と表現できる。

------------------------------------------------------------------------

 

私は、この本を読んで「私はうつになるべくしてなった」と悟った。

 

職場でパワハラやいじめがあったわけではない。

夜も寝られないほどの仕事のプレッシャーや、

毎日の持ち帰り仕事があったわけでもない。

ワンオペではなく、夫の協力を得られていた。

 

なのに。

なぜ?なぜ病気になった。なぜ自分はこんなに弱いのだ?

そうやって自分を苦しめて苦しめた。病気は一層悪くなった。

 

でも、この本のおかげで自分は特別弱いから病気になったんじゃない、

と思えた。

 

「運動不足」「座りっぱなし」「睡眠不足」「孤独」…その他いろいろ。

特別大変なことが起きたわけじゃない。

でも環境は、確実にじわじわ自分を追いつめていた。

そして、私には「うつへの脆弱性(遺伝要因)」がある。

「~しなくちゃいけない」思考などの性格的要因もある。

 

確かに、直近仕事内容が変わるなどの環境変化があり、引き金を引いた。

でもたぶん積み重ねたストレスは、1年単位の話ではない。

少なくともここ2,3年は思い当たる症状があったのに知らないフリをした。

 

まさに「遺伝子が弾を込め、環境が引き金を引く」

だから、私は人生でいつかは、うつになっていたんだろう。

ここで足止めしなければ、気が付かなかった。必然だったのだと。

 

それから、脳に関する本を読むなどして、脳や病気に対する

客観的な理解を深めた。

心、身体、脳のうち、一番ダイレクトにアプローチができるのは、

身体であると考え、運動を始めた。

もちろん、医学的治療も受けた。十分に休養もした。

(薬が効いてから、ようやく本を読むとか身体を動かそうとか思えた。)

そうして、回復に向かったと思う。

 

絶妙なタイミングでこの本に出会えて、本当に良かったと思う。

 

 

 

ゆうらり