きいろみずいろ

地方住み。2人の姉妹の母。時短フル。日常と経験と想いを綴ります。

専業主婦、転職する②

前回の話はこちら。

yu-rari.hatenablog.jp

 

「共働きの夫婦」から「会社で働く夫と専業主婦の妻」という

家族形態に変わって、自然に当然に、「夫は仕事、家のことは妻」

ということになる。

 

「家のこと」というのは家事、育児、その他「仕事以外の全部」となる。

日々の子どもの世話だけでなく、学校・習い事全般の

スケジュール管理、先生や事務周りの対応、病院に美容院、週末の計画、

家のメンテナンスなどなど多岐に渡る。

 

共働き時代は、家事や送迎など役割を分担していた。

また、役割がつかない多くの「諸々」もお互い気にしつつ、

お互いにお願いしたりされたりしていた。

(そううまくいかないこともあったけど)

 

でも、専業主婦になると、「俺は仕事あるから、それ以外のことは任せた。」

というのが基本になり、それが生活の随所に滲みでてくる。

家族のことをすべて私がやる必要もないし、夫もそれを求めているわけではない、

と分かっていても、「仕事してないし」という前提はなぜか少しずつ、

自分を犠牲にする方向に動く。

 

「期待するからイライラする」だから「期待しない」。

妻が動く。そしてそれにも気づかず何もしない夫が出来上がるのは世の常か。

 

次第に、妻は夫に優しくできなくなる。

夫は妻のイライラポイントが分からない。

夫婦の関係がギクシャクしてきた。

 

一緒に暮らす愛する人とすれ違うのは悲しい。