走ることについて
ランニングを初めて6か月が経つ。
スマホのナイキランアプリが教えてくれた。
だいたい週に1~3回。1回に3~5km。タイム7分前後/km。
それをようやく半年。
このレベルで「ランニング」と呼べるのかは分からないが、
私にとっては、今の生活になくてはならない習慣になっている。
ランニングの記憶
ランニングというと最初の記憶は小学校のマラソン大会。
毎朝走らされる周回走も含めて、嫌で嫌で仕方なかった。
大会前は、風邪をひくためにおなかを出して寝ていた。
(風邪はひかなかった)
その後の人生でも、運動することはあっても
日常で自発的に「走る」ことはなかった。
うつと運動
半年前、うつの状態が悪いとき、私は夫にマイナス発言を垂れ流していたが、
夫は肯定も否定もせず、聞いてくれた。
そしてそのうち、「うん、分かった。じゃあ、バナナ食って走ってこーい。」と
言うようになった。
バナナは諸説あると思うが、
運動が精神衛生上良いことはデータからも明らかで、反論はできない。
だから全く気分は乗らなかったが、とりあえずシューズを履いて
外に出るようになった。
最初は、走るというよりとぼとぼ歩いているだけ。
それでも、ぽつぽつと続けていると、身体の回復に伴って
走れるようになってきた。
そして、ランニングは生活にリズムを作ってくれた。
「今週はいつ走ろうかな、走らない日は長めに歩いてみよう。」
「筋力が付いたらもっと走れるかな。スクワットでもしてみるか。」
「今日は走ったぞ。えらい。今日はいい日やわ。」
自分の足で一歩一歩踏み出すだけで、前に進んでいく。
このシンプルさが良いと思う。
(そして、あわよくば痩せたい)
ゆうらり