うつについて書いていく。
私は14年間勤めた会社を体調を崩して、退職しました。
心も体も脳もまるでガソリンが切れたようにストップしました。
それは「うつ」でした。
今は、普通に日常生活を送れるくらいに回復しています。
なので病気のことを知らない人にとっては、あるいは知っていた
としても、何も変わってないように見えるかもしれない。
でも、私の人生においては、底というよりむしろ中心、くらいの
大きな大きな出来事でした。
このブログは、「うつ」を中心としたものにするつもりはないけど、
やはりこの病気をきっかけに気がついたことがありすぎて、
随所に出てくると思います。
「うつ」というとすごく暗くて、怖くて、よく分からなくて
近寄りたくない感じ。
でも、例えば突然脳梗塞になる人がいて、
遺伝的に糖尿病になりやすい人がいて、
周りからは見えないけれど、原因不明の持病に苦しんでいる人もいる。
誰にでもなりうる、そんな病の一つだと思います。
私は「うつ」に出会って結果的に仕事を失ったけど、
(失わない方法もあったと思う)
もちろん人生は失ってないし、新しい自分、忘れかけてた自分にも
出会った。
今は、うつになって良くなかったとも良かったとも、思わない。
ジャッジはしない。
そういう出来事があった。
そして今がある、ととらえています。
少しずつ、その時の体験も書いていければ、と思っています。
今、もし苦しんでいる人がいるなら、これだけ言わせてください。
「うつは治ります。必ず、笑えるときがきます。」
ゆうらり
「うつ」と言っても「抑うつ状態」と「うつ病」は別で、様々な症状や疾患があると思いますが、
ここでは「うつ」とします。